nousagi blog

アメリカに住んで思うこと。

アメリカンスクールで知るラマダン(断食)

こんにちは、中学生ブロガーの nousagi です!

今回の投稿はアメリカンスクールで初めて知った断食について。 よかったら最後まで読んでください!

 

そもそも断食とは?

断食とはそのままの意味で、食べないことです。

私が今回知ったのはイスラム教の断食。👈ていうか他に断食の文化がある宗教とか国あるんかなぁ? 今日学校で先生に「今日から断食する人がいるんだよ」と言われて初めて知りました。ムスリムイスラム教徒)の人は 3月6日から30日間*1、日が出ている間は何も食べないそうです!だからbig朝ごはん、big晩御飯を食べるんだと。

ちなみにめちゃくちゃ驚いたのが、食べないだけでなく飲みもしないということ。P.E. (体育) の授業あったら詰みやんけ…!(夏じゃないだけましか…?)

 

ムスリムイスラム教徒)の生徒は lunch の時別室へ

アメリカにはいろいろな国から人が移住してきているので、それぞれの宗教への配慮が完璧!今回断食をする生徒たちのために昼食時の別室が用意されていました!

で、もう一つ驚いたのが、私の知っているムスリムのクラスメイト2人、別室に行くのかと思ったらめっちゃカフェテリアでピザ食べてました。宗派にもよるのかな。

 

 

因みに、そのことを中国人の友達2人に話そうとしたら、「○○(君)さ、、」と言ったとたん「え!?好きなの!?」「あ、もしかしたら彼ゲイ(男を好きになる男の人)なの!?」「あ、ゲイなの‼??」とはしゃぎ始めました。わたしにはなぜゲイを連想するのか、恋愛について考えるのか、わかりません。笑

中国人と男子の名前を少しでも会話の中でだすと、「え、ゲイ!?」と言い出します。なぜ。 中国女子はゲイが好きなのか。(ちなみにレズビアン、女を好きになる女の人、という言葉は知らないそうです。それもなぜ…。)

 

ごめんなさい、ちょいと話がずれました。断食の話に戻ります。

そんな感じで、今日何人かカフェテリアにいませんでした。

 

断食(ラマダン)についてもうちょっと詳しく

気になったので、自分で調べてみました -この記事から引用してます。よかったらご覧ください👇

spaceshipearth.jp

 

ラマダンはクルアーンに示された義務の1つですが、ムスリム皆が同じ試練を同じ時期に共有することで、信仰をより深める目的を持ちます。

お金持ちも貧乏な人も等しく空腹や渇きの辛さを味わうことで、恵まれない人々を思いやり、改めて平安の有難さに感謝し、より自身を清めようとする心を養うものです。

なるほど、こんな目的があったんですね。

 

そして、さっき私が「夏じゃないだけましか…?」と書いていましたが、違ったようです。

ヒジュラ暦太陰暦の中でも閏月による補正を行わないため、1年が354日となります。そのため、太陽暦とは毎年10〜12日ずつズレていきます。ラマダンもその分毎年ズレていきます。

まじか。イスラム教は中東とか暑い地域に広まっているので、つらいと思います。でも、必ず断食をしなきゃいけないというわけでもないそうですね👇

断食を実施できない事情がある人は、免除されたり振り替えたりすることが認められています。

具体的には、旅行中の人重労働者、重病人高齢者妊娠中・生理中・授乳中の女性乳幼児などです。その中でも、旅行中の人や妊婦など、後で断食をやり直せる見込みのある者は、やり直す必要があります。

また断食の代替として、貧しい人への施し(フィドヤ)を行うことも認められています。

このような背景から、中東の富裕の中には、避暑を目的として暑い時期は外国で過ごす一家もあります。

なのでムスリム全員が断食をするわけではないと。あと子供は私くらいの年齢(10代前半)くらいになると始めるらしい。もしかしたら私が今日カフェテリアでみたムスリムのクラスメイトはまだ断食を初めていなかったり、免除されていたりするのかもしれません。

 

おわりに

ということで、学校で断食の文化を知れたいい機会でした。またこのようなネタがあれば書いていくので、お楽しみに。

それではさようなら👋

*1:[追記 3/12/24] 👆ではラマダンは 3/6 からだと言いましたが、実際には 3/10 から始める人が多いようです。